目次
ＶＢＡ（Visual Basic for Applications）とは
VBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoftが開発したプログラミング言語および統合開発環境（IDE）です。
主にMicrosoft Office製品（例えばExcel、Word、Access、PowerPointなど）に組み込まれており、これらのアプリケーションの機能を拡張し、自動化するために使用されます。
主な特徴
- 統合開発環境（IDE）を利用できる
- マクロ・関数が作成ができる
- イベント駆動型プログラミング
- オブジェクト指向プログラミング
- フォームによるＧＵＩ作成ができる
- 幅広い互換性
VBE（Visual Basic Editor）とは
VBE（Visual Basic Editor）は、マクロやVBAコードを作成および編集するための開発環境（IDE）です。
ExcelでIDEを使うには
Excelの「ファイル」→「オプション」 →「リボンのユーザー定義」→「開発」にチェックを入れます
ＶＢＥの起動
Excelを開く： Excelを起動します。
VBEを開く： ショートカットキー Alt + F11 を押す。
： または、Excelの「開発」タブから「Visual Basic」ボタンをクリックする。
VBEの主な要素
プロジェクトエクスプローラ
現在開いているすべてのVBAプロジェクトとそれらに含まれるオブジェクト（ワークブック、シート、モジュール、ユーザーフォームなど）をツリー構造で表示します。
コードウィンドウ
VBAコードを記述・編集するためのウィンドウです。
使用方法: プロジェクトエクスプローラでオブジェクトをダブルクリックするとそのオブジェクトのコードウィンドウが開きます。
イミディエイトウィンドウ
コードの一部を即時実行したり、変数の値を確認したりできます。
メニューから「表示」→「イミディエイトウィンドウ」で表示可能。
使用方法: 変数名 や Debug.Print を使って、値を確認したりします。
プロパティウィンドウ
保存の注意
マクロを含むExcelの拡張子は、xlsm で保存します。
