JAVAソースコード(source code)の記述

概要

初めてプログラミングを学ぶ方の最初の障害はタイピングです。

プログラミング言語でよく使われる文字や記号をマスターしましょう

解説

まずは、ソースコードを見てみましょう

// HelloJava.java
// 文字列[HelloJava]を標準出力する
// メインクラスの宣言
class HelloJava {
	//メインメソッドの宣言 
	public static void main(String[] args)  {
		//文の記述 
		System.out.println (“Hello JAVA!!”) ;
    }
}

それぞれの記述には約束があります。

文字コード（Character code）

・英数半角、_ （アンダーバー）で記述します。
・大文字と小文字は別の文字として取り扱います。
・プログラムは、Unicode文字セットを使用して作成されます。
　　（Windowsの場合は、ANSI,Shif-JIS）が使用可能）

間違えやすい表記

　コロン「:」、セミコロン「;」コンマ「,」ピリオド「.」
　角括弧　[]、波括弧　{}、丸括弧　()
　クオーテーションマーク「‘」
　ダブルクオーテーションマーク「“」
　０（ゼロ）とo（オー）　 1（イチ） とl（エル）

トークン（Token）

・意味のつながった言葉を「トークン(token)」と言います。
・空白またはコメントではない入力要素はトークンです。
　　予約語、変数名、リテラル、演算子、() 、｛｝等です
・文法で定められた言葉を「予約語」と言います。
・トークンは終端子（改行やスペース）で区切ります。
・トークンの途中に終端子を入れて分割してはいけません。

文(Sentence)

・最も１つの小さな処理の単位を「文（Statement」と呼ぶ
・文の最後には「；」セミコロンをつける
・文は実行時に、先頭から順番に１文ずつ実行されます。

コメント（Comment）

・// からその行の終わり迄を無視して処理すします。
・/* / で囲まれた複数行を無視して処理をします。 ・/* **/で囲まれた複数行を無視して処理をします。

リテラル（Literal）

・文字列や数値の表示を「リテラル」と言います。
・字列表記
“”ダブルコーテーションで囲みます。
例：　“文字列”、”123”
・数値
表記は直接半角数字で表記します。
例： 123、 46.78

定数（Constant）

true ：真であることを示す
false ：偽であることを示す
null ：何の値も持たない状態

// HelloJava.java
// 文字列[HelloJava]を標準出力する
// メインクラスの宣言
class HelloJava {
	//メインメソッドの宣言 
	public static void main(String[] args)  {
		//文の記述 
		System.out.println (“Hello JAVA!!”) ;
    }
}