HTML (HyperText Markup Language) の基本文法を解説します!
目次
1. HTML の基本構造
HTML ドキュメントは、<!DOCTYPE html>
から始まり、<html>
, <head>
, <body>
などのタグで構成されます。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの基本</title> </head> <body> <h1>見出し</h1> <p>これは段落です。</p> </body> </html>
2. HTML の基本要素
(1) 見出しタグ (<h1>
〜 <h6>
)
見出しを表すタグで、<h1>
が最も大きく、<h6>
が最も小さいです。
<h1>大見出し (h1)</h1> <h2>中見出し (h2)</h2> <h3>小見出し (h3)</h3>
(2) 段落 (<p>
)
文章を表示するときに使います。
<p>これは段落です。</p>
(3) リスト (<ul>
, <ol>
, <li>
)
・順不同リスト (箇条書き)
<ul> <li>りんご</li> <li>バナナ</li> <li>ぶどう</li> </ul>
🔹 <ul>
(unordered list) は「順番なしのリスト (箇条書き)」です。
・番号付きリスト
<ol> <li>朝起きる</li> <li>朝ごはんを食べる</li> <li>仕事に行く</li> </ol>
🔹 <ol>
(ordered list) は「順番ありのリスト (番号付き)」です。
(4) 画像 (<img>
)
画像を表示するためのタグ。src
属性で画像ファイルのパスを指定します。
<img src="image.jpg" alt="説明文">
src="image.jpg"
→ 画像ファイルのパスalt="説明文"
→ 画像の説明 (アクセシビリティ向上のため)
(5) リンク (<a>
)
別のページに移動するリンクを作成できます。
<a href="https://example.com">リンクのテキスト</a>
🔹 href
に移動先の URL を指定します。
(6) テーブル (表)
<table>
を使うと表を作成できます。
<table border="1"> <tr> <th>名前</th> <th>年齢</th> </tr> <tr> <td>太郎</td> <td>25</td> </tr> </table>
<tr>
→ 行 (row)<th>
→ 見出しセル<td>
→ 通常のセル
(7) フォーム
ユーザーからの入力を受け取るための要素です。
<form action="submit.php" method="post"> <label for="name">名前:</label> <input type="text" id="name" name="name"> <input type="submit" value="送信"> </form>
<input>
→ 入力欄<label>
→ 入力欄のラベル<form>
→ フォーム全体action="submit.php"
→ データを送信する先
3. HTML のポイント
✅ タグは基本的に開始 (<tag>
) と終了 (</tag>
) で囲む
✅ <img>
や <input>
などの「空要素」は閉じタグが不要
✅ タグは入れ子にできるが、正しく構造化することが重要
✅ class
や id
を使うと CSS でデザインを変更しやすい
📌 まとめ
- HTML はタグで構成される
- 基本的なタグ (見出し, 段落, 画像, リンク, リスト, テーブル, フォーム) を覚えよう
- 構造を意識してコーディングすると、見やすくなる
HTML を理解すれば、Web ページ作成の基礎が身につきます! 🚀