3Dモデル(例:model.glb
)をWebでホスティング(公開)する方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
目次
✅ そもそも「ホスティング」って何?
3DモデルをWeb上で表示するには、**インターネット上にファイルを置く場所(=ホスティング)**が必要です。
これにより、<model-viewer>
や Three.js
などのWeb技術からそのファイルを読み込めるようになります。
🔰 無料で使えるホスティングサービス3選 + 使い方
1. GitHub Pages
- 無料・広告なし・信頼性高
- GitHubにコードやモデルをアップして、静的Webサイトとして公開
- HTML + GLBファイルを一緒にアップロード可能
手順(簡易版):
- GitHubにアカウント作成(https://github.com)
- 新しいリポジトリ作成(例:
3d-model-demo
) - HTMLファイルと
model.glb
をアップロード - 設定 → 「Pages」 → ソースを「main」に設定
- 公開URLが表示される(例:
https://yourname.github.io/3d-model-demo/
)
✅ ここにindex.html
を置けば、Webで3Dモデルが見れる!
2. Netlify
- ドラッグ&ドロップで超簡単デプロイ
- Git連携も可能、フォーム機能などもあり
手順(ドラッグ&ドロップ方式):
- https://app.netlify.com/drop にアクセス
- フォルダをZIPにまとめてドラッグ
- 中に
index.html
とmodel.glb
を入れておく
- 中に
- 自動でホスティングされ、URLが発行される
✅ ログイン不要でもOK(ただし管理機能はログイン後)
3. Vercel
- 開発者向けに人気、Next.jsと相性が良いが静的HTMLもOK
手順(GitHub連携):
- GitHubにコードをプッシュ(
index.html
とmodel.glb
) - https://vercel.com/ にログイン(GitHubアカウントでOK)
- 「New Project」→ 対象リポジトリを選択
- 自動でデプロイ&公開URLが表示される
✅ 複数の環境(preview, production)も使える
📦 フォルダ構成例(HTML+GLB)
/3d-model-demo ├── index.html └── model.glb
index.html
で以下のように読み込めばOK:
<model-viewer src="model.glb" auto-rotate camera-controls></model-viewer> <script type="module" src="https://unpkg.com/@google/model-viewer/dist/model-viewer.min.js"></script>
📎 注意点
- ファイル名の大文字小文字は区別される(例:
Model.glb
≠model.glb
) - Webサーバー上では
model.glb
のMIMEタイプが適切でないと読み込めない場合あり(上記3サービスなら大丈夫)
✨ おすすめは?
- とにかく早く試したい → ✅ Netlifyのドロップ方式
- 自分でコード管理したい → ✅ GitHub Pages
- アプリ連携やCI込みでやりたい → ✅ Vercel
気になるサービスがあれば、実際にアップロードして表示するサンプルを一緒に作ることもできますよ。
どの方法を試してみたいですか?それとも今あるHTMLとモデルで公開してみますか?