初心者向け CSS講座:レイアウトを組もう③

こんにちは、初心者向けCSS講座 第37回目の講座です 。
前回は子要素の並む向きを変更する「flex-directionプロパティ」についてご紹介しました。
今回は子要素を折り返す「flex-wrap」プロパティをご紹介します。
目次

子要素を折り返す

flex-wrapプロパティ

子要素の折り返しをするには「flex-wrap」プロパティを使用します。
折り返しを使う場面は、Webページ内で表示するコンテンツが多く一列に並びきれない場合(ECサイト商品写真、ブログ記事など)に多く衣装されます。
親要素に幅を指定し、子要素の幅が親要素より大きくなった場合に折り返しをします。

flex-wrapプロパティを使ってみる

それでは実際にflex-wrapを使って要素の折り返しをしてみましょう。
上から下(wrap)、下から上(wrap-reverse)を指定していきたいと思います。
HTMLのサンプルコードは以下の通りです。
<!doctype html>
<html lang="ja">

<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>レイアウトを組もう</title>
    <meta name="description" content="子要素の折り返しflex-wrapプロパティ">
    <link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>

<body>
    <div class="wrap">
        <div class="item">Item 1</div>
        <div class="item">Item 2</div>
        <div class="item">Item 3</div>
        <div class="item">Item 4</div>
        <div class="item">Item 5</div>
        <div class="item">Item 6</div>
        <div class="item">Item 7</div>    
    </div>
    <div class="wrap-reverse">
        <div class="item">Item 1</div>
        <div class="item">Item 2</div>
        <div class="item">Item 3</div>
        <div class="item">Item 4</div>
        <div class="item">Item 5</div>
        <div class="item">Item 6</div>
        <div class="item">Item 7</div>    
    </div>
</body>

</html>
次に要素の折り返しを指定するCSSを記述していきます。
親要素のdivにwidthで500pxの幅を指定しています。
@charset "UTF-8";

/*折り返し上から下へ並べる*/
.wrap {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  width: 500px; 
}

/*折り返し下から上へ並べる*/
.wrap-reverse {
 display: flex;
 flex-wrap: wrap-reverse;
 width: 500px; 
 }

/*子要素に背景色と文字色余白をつけています*/
.item {
  background: #C1D9F2;
  color: #5B4949;
  margin: 10px;
  padding: 10px;
}

/*余白をつけて見やすくしています*/
div {
  margin-bottom:30px;
 }
ブラウザで表示すると画像の通りです。
親要素の500pxを超えると折り返しの表示されたことが確認できます。

実行結果

ブラウザでの実行結果はこちらで確認できます。

次回

今回は子要素を折り返す「flex-wrap」プロパティのご紹介をしました。
次回は要素を水平方向へ揃える「justify-content」プロパティをご紹介します!
それでは、また次回もよろしくお願いします。  

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